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phoの日記

2011-05-15

Technology Quarterly (二重螺旋March 12th 2011)

16:06

Rocks on the menu

http://www.economist.com/node/18304236

コモディティの値段が上がったので、鉱石から金属を取り出すのにこれまでと違ったアプローチを使っても採算が合うようになったという話。岩を食べるバクテリアを使ってやるとのこと。時間はかかるけど安いし、クリーンだ。元々金に使われていたけど、コモディティ価格の上昇で他のものでも使えるんだとか。こういう分野だと価格に影響されやすい一方で、いろんな技術が使えて面白いな。

Caught in a BEAR hug

http://www.economist.com/node/18304200

負傷した兵士を運ぶロボット。敵を殺してしまうと一人しか減らないけど、怪我をさせれば3人現場から追い払うことができるらしい。でもこの高性能なロボットを使えば、手当のために他の兵士が戻らなくていい。特殊なグローブを使ってロボット操作できるとのこと。病院介護などとコンセプト的には変わらない気がした

Do Not Attempt to steal

http://www.economist.com/node/18304190

金属の値段が上がると盗む奴が出てきてしまうので、それをなんとかしようというセキュリティの話。金属ウォーターマークを埋め込むそうだ。特殊な接着剤で、紫外線を当てると光るとのこと。さらにすごいのは、砂粒くらいのマイクロドット金属の所有者が書いてあって、顕微鏡で確認できること。でも当然いたちごっこになって、金属の表面を焼くことで接着剤を取り去ってしまう。対策として、希土類金属化合物を混ぜ込むとのこと。焼いても残るし、化合の比率から出所を特定できる。DNAの短い一部分を使うこともあるらしいDNAってだけで抑止効果があるかも。それからこの接着剤を霧状にして使えるスプレー缶も販売してるみたい。霧が付着すると皮膚から入り込み、マーカーはしばらく取れないので、警察が怪しい人を調べればわかるんだそうだ。よく考えるもんだ。

Beam it up

http://www.economist.com/node/18304136

軽量ヘリコプターをずっと飛ばし続けるにはどうしたらいいか、下からレーザービームを当てて給電すればいい。下に太陽電池みたいなものを付けてそこで電力を受け取るとのこと。このアイデア軌道エレベーターに使えそうと言っている。電力ケーブルをどれだけ細くしたところで、とんでもなく長くなれば重くなるので、こうやって遠隔でやることに価値がある。光ディスクなどの技術のお陰でレーザーは発展し、短い光ファイバを使うことで高密度化、高効率化を実現。無線にする価値があるものってまさにこういうのだな。DARPAが絡んでるから軍事での応用が早そうだ。

Towering beauty

http://www.economist.com/node/18107032

送電線や鉄塔を見直そうという話。ポールは1本じゃなくて2本でアームはない。2本のポールの間に6本のケーブルがあって、これらはポールに取り付けられた2つの絶縁体に支えられていてほとんど見えない。三相交流の従来のものは大きな電場低周波を出すけど、そういうのはないとのこと。2本で互いに相殺する仕組み。鉄塔を使わず地中に埋めるとコストが4倍から10倍かかるそうだ。しかも発生する電場はもっと大きいし、交流だと損失が40倍にもなる。北海大西洋風力発電アフリカ太陽光発電をするなら、こういう長距離送電が必要となる。鉄塔がないのがよいのだけど、なくちゃいけないなら、できる限りエレガントで高効率なのがいい。

Anomymous no more

http://www.economist.com/node/18304046

もう匿名性を確保できないんじゃないかという記事。クッキーや履歴もあるし、複数のSNSグループアクセスしたときに、それら全てに属していると絞り込むことで特定が可能それからFacebookのlikeボタンがついている記事を見たら、likeを押しても押さなくても情報Facebookに行ってしまうらしいエリック・シュミットが絶対的な匿名性は政府社会にとってよろしくないと言っているが、プライバシーってのは尊重されないといけないんじゃないのか。見られているとわかると行動は変わるわけで、情報の公開は「アメリカ中のキーボードを凍りつかせる(frost keyboards across America)」ことになりかねない。そんなことは図書館員はとっくにわかっていたことだ。

How to see round corners

http://www.economist.com/node/18304218

http://www.bbc.co.uk/news/technology-11544037

直接跳ね返ってきた光を記録するのではなく、何度か反射した光を記録するカメラを考えたらしいBBCの記事にわかりやすい図が出ている。陰になっているところも写すことができるカメラというのは斬新だ。コンピュータが光を解析、特定して、それから構成するとのこと。F先生の四海鏡の実現に一歩近づいた気がする。

The right trousers

http://www.economist.com/node/18006824

下半身麻痺している人でも自分で歩けるようなパワードスーツ自分の足で歩けないというのは、単に不便というだけではなく、人間尊厳(dignity)の問題でもある。歩けるようにすることで尊厳の回復を目指すとのこと。

ゲスト



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